仙臺銅壺の仕上げ
折りたたみ可能なコンテンツ
お取り扱い上の注意
・銅は柔らかい金属です。変形、破損の恐れがあるため、鋭利なものでこすったり、曲げたり、強い力を加えたりしないでください。
・銅器の中に、飲料、調理物等を長時間保管しないでください。緑⻘発生の原因となります。緑⻘は人体に無害ですが、味や色味が変わる場合があります。
・銅は熱伝導率がとても高く、熱いものはより熱く、冷たいものはより冷たく感じますが、火傷には十分ご注意ください。
・銅に、指や口の皮脂などの油分や、塩分などの汚れが残り酸化すると、金属臭や緑青が発生します。
ご使用後は、液体中性洗剤を付けた柔らかいスポンジ等で洗い、お湯で油分を完全に流し、乾燥させて保管してください。重曹で擦り洗いすると、緑青や油分がよく落ち、表面が酸性からアルカリ性に中和され、光沢が保たれます。
・金属アレルギーがある、または金属アレルギーがあると思われる場合は使用を控えてください。
・錫引面は黒ずみ、銅面は色味、風合いが徐々に変化していきます。
古来より景色が現れると言い、人々はそれを風景に見立て銅器を育てました。
銅器ならではの経年変化をどうぞ、お楽しみください。
アフターメンテナンス
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錫引き(内側)
仙臺銅壺の多くは内側に錫引き加工を施しています。錫でコーティングすることで緑青の発生を抑えることができます。使っていくうちに薄くなった錫についてはひき直しすることができます。
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持ち手の紐
仙臺銅壺は取っ手にも銅を使用。使用中は熱くならないよう組紐を巻いています。紐の縛り方は、仙臺銅壺オリジナル。固く見た目も美しく仕上げました。
万が一ほどけてきたら、すぐメンテナンスいたします。